第118回
やっぱりつぶらちゃんは超かわいい! つぶらら
 
 あ〜、もう! あ〜、もう! あー、クソ! もう、クソッ!
 やっぱりつぶらちゃんは超可愛いぜッ、ファック! 僕の朝起きての第一声は「……つぶらちゃん」だし、飯食うときも糞するときも風呂はいる時も「……つぶらちゃん」とつぶやくし、就寝時にもおやすみなさいの代わりに「……つぶらちゃん」だ。
 もはや『つぶらら』廃人。『つぶらら』の中毒性たるや、モルヒネや覚醒剤をはるかにしのぐという話も……。
 最近発売された3巻を読んでますますその思いを強くしたぜ、オラッ! 1巻については第58回で紹介したので、このページを見る方々全員が購入したと確信している。……が、それでもまだ読んでいない不届き者がいるにちがいねぇッ、ガッデーム! 己の無力さに胸が張り裂けそうだぜ! オイオイ、○I○Iいい加減にしろよ、テメーら。僕の国に住んでたとしたら非国民扱いですよぉ。いいから、とっとと山名沢湖『つぶらら』を買え、オラッ!

 背が高くて外見はクルーでカッコイイ高校生女子、鈴置つぶら。ちょっと天然ボケで、ちょっと自分勝手で、他人に意見を伝えるのが下手で、大好きな物に没入する性格。そんなつぶらちゃんはただいま「キャラメル☆エンジェル」というアイドルに絶賛はまり中。ただテレビで「キャラメル☆エンジェル」を見ているだけだったつぶらちゃんだったけど、いろいろあって、なんとアイドルデビューしてしまうのだった(ただし地方限定のローカルアイドルとして)、というストーリー。
 こう説明するとなんか芸能界物っぽいが、そうじゃねぇんですよぉ。そういう裏のドロドロした話なんて全然描かれてないし、基本的に登場人物はみんな善人だ。そう、本作の最大の特徴は天然ボケな感じの善人達が多く登場するところなのだ。ちょっとだけ登場するチンピラも学校の先生もなんか天然ボケっぽい。つぶらちゃんとユニットを組むつららちゃんはツンデレだけど他はみんなそうだ。
 このボケボケとした柔らかい雰囲気が読んでいて途轍もなく心地良いのである。実にいい塩梅なのである。ドを超えた巨乳とかムチムチな太股とかの性的な臭いのするものが登場しない可愛らしい絵もますます心地よさに拍車をかける。これだけでも充分に読む価値があるっちゅうのに、つぶらちゃんが超可愛いんだから、これは読むしかねぇってば!
 ああぁ、つぶらちゃん! 高校野球で本気なプレイを見るたびに、自分もなにかわけのわからない本気になってしまうつぶらちゃん! 「キャラメル☆エンジェル」のチケットが取れず落ち込むつぶらちゃん!
 おまえらも早々につぶらちゃんの可愛さを確認するように! これは命令だッ!