第106回
作る姿でドカモーション ドカコック
 ファック! 新年一発目のファック! そして二発目のファック!
 イェ〜イ! 2008! 怖ッ、早ッ。
 年々、年の経つのがはやくなりがるぜ、畜生。カウボーイビバップが放送されてからもうすぐ十年ってマジかよ。エドの足の裏に自分のものをぐりぐり擦りつける妄想でオナニーしてたのってもう十年も前なのか……。
 今年はさらに早く感じるくらい全力疾走で突っ走りまくるぜ! というわけで、今年一発目のレビュー、行くぜッ。

 今一番面白いまんがはなに? なんて質問をされても、いろいろありすぎて困る。
 だがしかし、一番楽しみにしている連載まんがは? と聞かれたらならば、週刊漫画ゴラクで不定期連載中の渡辺保裕『ドカコック』で決まりだッ!
 ……こんな説明は不用だとは思うが、一応しておく。
 ドカとは土方のことで、土木工事業や建築工事業に従事する人々を指す。
 土方は古くから使われてきた言葉だけど、差別的な意味で使われることが多々あるので、おおやけの場では使わない方がいい。
 ちょっと違うかもしれないけど、仲間同士で「オタクだからさ〜」と言うのはいいけど狂ったOLなどに侮蔑的した感じで「オタクって〜」と独創性皆無のことを言われると、殺して犬に食わせたいほど頭に来るのと似ているかもしれない。。
 というわけだから、なのでドカという言葉を使う時は細心の注意をはらえッ! 
 そういうわけで『ドカコック』。
 意味はその名の通りドカ+コック!
 ストーリーは人間関係に問題のある現場に現れた流れのドカの京橋建策なる美青年が、料理を作ることで問題を解決する、というものだ。
 料理まんがの定番な展開は、飯を食った人々が、飯に込められたメッセージに気づいて元気になる、というものだ。
 だがドカコックはそんなまどろっこしいマネなどしない。
 食うまでもないのである。料理を作ること自体がメッセージなのだ!
 例えば京橋が中華鍋に入れた白飯をおタマでかき回すのを見たドカ達は驚愕して、
「おおッ!! あん動きはッ!?」
「ドカの基本スコップじゃッ!!」
「ドカの激情(エモーション)を…!!!」などと感動する。
 そうドカコックの料理姿はドカの動きを連想させ、ドカ達にドカの激情(ドカモーション)を伝えるのだ。
 さらには……。
「はよ食いたいッ!!」
「めっさええ匂いやん!!」
「そうや…ワイらは侠(おとこ)…」
「夢みる侠(おとこ)!!」
「ドカドリーマーなんやッ!!!」とみんなで叫び出す始末。
 冷静に読むと「ええ匂い」から「ワイらは侠(おとこ)」の間に物凄い飛躍があるような気がするけど、ハイテンションで描かれるので気にならない。
 疑問0で一気に読めるッ!
 こんなにテンションが高くておもしろいまんがはそうそうない。
 毎回、ほぼ同じ展開なのでコミックスで読むと疲れそうだが、雑誌で読む分には問題ナシだ!
 このおもしろさに乗り遅れるんじゃねぇぞ、読め!