第87回
カッチョイイ名言
 ウイッス! どうも昔から気になっているけど、ちゃんと真正面から考えてこなかったことを未整理のままここにおっ書いてしまおうかと!
 ひどいっちゃひどい話だが、まぁそんなことがあったっていいじゃねぇか? なっ?
 で、それがなんなのかというと、昔の名言とかには相当にカッチョイイというか、中学生センス溢れるもんが多いんじゃないか? ということなのだ。僕がそういうのを気にしているから目につくだけで、本当はそんなことはないんだろうが……まぁ、それはそれとして!
 僕が気になるのは、言葉として役に立つ立たない、蘊蓄があるないというのはともかくとして、まず見た目がカッチョイイという文章だ。ザクやスコープドックが好きになるのって大人視線を得てからじゃないですか。カッチョイイというのガンダムやベルゼルガなわけですよ!
 つまり昔の文章のガンダムやベルゼルガに僕は興味があるのだ。
 では、それはどんな文章なのか?
 
 例えば、
「三界の狂人は狂せることを知らず
四生の盲者は盲なることを識らず
生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終りに冥く」
 これは空海の書いた秘蔵宝鑰の中の一節だ。
 なんかもう強烈にカッチョイイじゃねぇですか! ピンピン来るでしょう! 文系男子ならかなりの確立でビックンビックンなっちまうと思う。男の子の文章って感じですよね。特に死に死に死に死んで死の終りに冥く、はガンダムレベルですよ。
 暗黒系の魔法の一節みてぇだ。なんがゾンビとか地面からぞろぞろでてきそう。

「夫(そ)れ通達の人は、
刀を用いずして人を殺し、
刀を用いて人を活かす。
殺さんことを要すれば即ち殺し、
活かさんことを要すれば即ち活かす。
殺々三昧、活々三昧なり。」
 これは沢庵和尚の太阿記から。
 殺々三昧、活々三昧って凄みのある言葉だぜ。っていうか三昧ってこんな風に使っていい言葉なんだな。エロゲー三昧とか言っている場合じゃねぇんだよ、おまえら! 殺々三昧、活々三昧しろって話ですよ! こいつもかなりレベルが高いッ! FAガンダムくらいの無駄なカッチョよさに溢れてますよ!

「汝らの場所はここにはない。裁きが汝らの首を切り落とし、目をえぐり、若者たちの子種を絶やし、四肢を切り取り、投石刑に処し、背骨に打ち込まれた杭の痛さで人々がわめき散らしている仕置きの場こそ汝らにふさわしい」
 これはアイスキュロスのエウメニデスから。
 もうらめぇ〜〜って感じでしょう? ってこんな風に同意を求められても困ると思うがとにかくそういう感じがするはずだ。しねぇわけがねぇ!

 ……いつかちゃんとまとめようと思っているのでここまでにしておくが、とにかく素晴らしいことこの上ナシ! いったい何人が同意してくれるかわかんねぇが、それはそれで!