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No.11 リポビタンゲルルン
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オリジナルカクテルも早10回を越え、早くもネタに詰まってきた感もあります。
しかし素材以外にも『作り方』という点をクローズアップしてみると、まだまだ創作の余地を十分残している事に気が付きます。
今回は、新たなるカクテル製法にチャレンジしてみたいと思います!
新たなるカクテルのコンセプトは、「食べるカクテル」です。
粉々に砕いた氷とお酒を混ぜる、フローズンタイプの食べるカクテルは既に有名ですが、今回はゼリータイプのカクテルに挑戦してみることにしました。
ご紹介するカクテルは、『リポビタンゲルルン』(通称『リポG』又は『リポゲル』とも言う)です!

ブランデー : 40ml
リポD : 20ml
ゼラチン : 適量
今回は、リポDとブランデーを使った世界的にも有名なカクテルをベースにしてゼリータイプのカクテルを作ります。
ちなみにゼラチンを加えない場合のカクテル名は、『リポビタンV.S.O.P』と言い、1960年代にイタリアはシチリア島で発祥との説がありますが、その真偽は定かではありません。
(ブランデーの等級によっては、『リポビタンX.O』、『ナポレオンD』などとも言います)
まずはゼラチン以外を、氷を入れたシェイカーに注ぎます。
分量は上記の通りですが、今回はそれぞれ少し多めに作ってください。

リポD独特の黄色(通称リポDイエロー)が毒々しいですね。
ブランデーを入れることによって毒々しさが一段和らいだ気がします。
これをよく冷えるまでシェイクします。

シェイクしたものをグラスに注ぎます。
グラスはあらかじめ、軽く冷やしておきます。
入浴剤のような鮮やかな色がなんとも目に刺さりますね…。

全てグラスに注ぎ終えた後、少し多めに作っておいた分を別の耐熱容器(マグカップなど)に移します。
そしてそれにゼラチンを適量加え、電子レンジで加熱します。
ゼラチンは80度ほどで溶けるようなので、全て溶かします。
ゼラチンを溶かしたものを、スプーンで適量グラスに加えます。
加えたら軽くステアするのですが、既にグラス内は冷えていますので、ゼラチンがすぐに固まってしまわないように慌てず急いで混ぜます。
こういう場合のキーワードは『おさない』『かけない』『しゃべらない』(覚え方は「お・か・し」)ですね。
混ざりましたら、今度はこれを冷蔵庫に入れて冷やします。
今回はグラスのふちぎりぎりまで入れてしまったので、冷蔵庫までの道のりが長かったです…。

2時間ほど経ちましたら、固まっているかどうか確認します。
…あれ、固まっていない?
と思ったら、上澄みが固まっていないだけだったようです。
上澄み部分を取り除くと、無事にゼリーになっているようです。

うん、ひっくり返しても大丈夫。
これをスプーンですくっておいしくいただくわけです。
それではさっそく…。
か、固い…。
ゼリーにしてはちょっと固めの出来です。
ゼラチンの量が多すぎたみたいですね。
気にせず試食してみると、リポビタンV.S.O.Pの味がします。
液体の時の味、そのまんまですね。
リポDの甘みと、ブランデーの苦味が合わさったような味は、ややブランデーの苦味が勝っているようです。
甘いものと一緒だと合うかもしれませんね。
ただし、リポDの味が全てを台無しにしていることは言うまでもありませんが…。
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